自治会連合会

自治会の四季

自治会連合会は、市内84自治会の集まりです。

浦安では年間を通じて多くのイベントが行われていますが、市内の各自治会も主催・協力など様々な形でかかわっています。1年間の行事を写真で紹介してみました。今年も多くの自治会員が参加することで地域の輪が広がります。

自治会の春

自治会の夏

自治会の秋

自治会の冬

自治会連合会とは

自治会連合会とは、文字通り浦安市内の全自治会が加入している団体。84自治会の会員数はおよそ3万8000世帯に達する、市内最大の住民ネットワークです。

身近な自治会と違って、あまり知られていない自治会連合会についてご紹介します。

相互の連携と浦安の発展のために—目的

自治会連合会が誕生したのは昭和38(1963)年のこと。元町地区に9つの自治会が発足し、同時に自治会連合会もスタートしました。それから50年、浦安の発展とともに住民も自治会も増加し、現在は84の自治会がメンバーです。

自治会連合会の会則には、「自治会相互の連携と親睦を図り、共通の問題を協議し、市行政に協力すると共に、市民自治意識の高揚と地域社会の発展に寄与する」という目的が掲げられています。

つまり自治会連合会は、自治会同士が活発に交流・連携するための組織であり、また連携することで浦安全体の住みやすさや発展に貢献しようという、公共性の高い団体です。

毎月1回の定例会で意見交換—会議

自治会連合会では毎月1回定例会を開催しています。定例会にはすべての自治会から代表者が参加。浦安市や関係団体も参加して、連合会の活動や、まちづくりに関する様々な事項を話し合います。

また毎年5月に総会を開催し、事業報告や計画、役員人事、決算と予算などについて議決を行います。

このほか連合会の運営について協議する「役員会」、各種事業を推進するための「委員会」が開催されています。

【自治会連合会の会議】
会議名 会議の概要 開催頻度 参加者
総会 自治会連合会の最高議決機関 毎年1回 全自治会の代表者(会長またはその代理人)
定例会 活動やまちづくりの意見交換 毎月1回 全自治会の代表者(会長またはその代理人)
役員会 自治会連合会の運営や事業に関する検討 必要に応じて開催 自治会連合会役員(会長、副会長他)
委員会 各種事業や活動を推進する実務的協議 必要に応じて開催 各自治会から選考・任命された委員
主な委員会 > 広報委員会・事業策定委員会・各種自主事業の実行委員会

3つのエリアの交流を高めるために—組織

自治会連合会の役員は会長、副会長(3名)、幹事(3名)。この7人がいわゆる執行部ということになります。他に会計監査が3名選ばれます。なお会計と庶務、事務局は浦安市の地域振興課が担当してくれています。

会長以下の役員は、各自治会の会長から総会の承認を受けて決定します。任期は2年で再任可能です。ちなみに現在の石川会長(入船自治会会長)は25代目です。

副会長以下の役員は3名ずつですが、理由はわかりますか?

答えは元町、中町、新町、3つのエリアから1人ずつ選出するためです。各エリアの会長さんが頻繁に会って意見交換を行うことで、それぞれの状況や成功事例を共有。交流のアイデアもひろがります。

【自治会連合会の組織と活動】

浦安市自治会連合会(84自治会)

元町:20自治会  中町:32自治会  新町:32自治会

自主事業や協力事業でまちづくりを推進—活動

自治会連合会では、納涼盆踊り大会など自ら企画・実施する自主事業や、浦安市や各種団体のイベント・事業に協力・参加する協力事業を行っています。こうした事業・活動を通じて、地域の絆を深めつつ、住みよい浦安、活気ある浦安づくりを進めています。

84の自治会の力を合わせて—未来への課題

これからの自治会・自治会連合会はどうあるべきでしょうか?

自治会連合会は設立から50年を過ぎ、84自治会・加入3万8000世帯に支えられる、浦安の発展とともに歩んできた大きな団体です。地域間に多種多様なコミュニティが存在する浦安市にあっては、市役所が課題解決に取り組む上でのパートナーは自治会です。すべてを行政に依存するのではなく、「自分たちはこうしたい」とか「こういう思いだ」ということをしっかりと行政に提案する。そしてこれまで以上に一緒に、手を取り合える関係を深めることが大切なのではないでしょうか。

「協働」と「協治」のパートナーにふさわしい自治会と自治会連合会を目指して、より一層「市民力」を高めていきましょう。

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